現場仕事は”男”だけではない!職人の世界 〜クリエイティブ工場への道のり〜 vol.3

先日発表された「STAP細胞」作製成功の発表。
これまでにない常識破りな考えが、世界を驚かせたようです。
それと、これがこんなにも話題になっているのは、その型破りな研究だけでなく
研究者が若い世代の「女性」であったことが話題を大きくしているのでしょう。


現在、ウチの工場を改装中なのですが、いつも来て頂いている職人さんの中に若い女性の大工さんがいます。子供の頃から大工さんに憧れていたそうなので、建築系の大学を卒業して3年目、今は見習い中なのだそうです。年齢でいうと20代後半くらいでしょうか。ここの社長さんいわく、若い男の大工より根性すわってるんだとか。小柄で華奢なのですが、ベテランの大工さんに混じって毎日トンカチしている姿は本当にたくましいです。そして、一本筋の通った女性は魅力的です!!


最近では、色んなハウスメーカーがあり、工場で作られたパーツを現場で組み立てるような建築も多い中、こうして大工の道を歩もうという志は素晴らしいですね。
大工さんの世界は、力仕事が多いのでまだまだ男性中心だと思いますが、そんな中でも女性ならではの見方や感性、繊細さや丁寧さが建築に生きてくるのではないかと思います。そう考えると、これからは女性の存在が建築現場でもっと必要とされてくるのかもしれません。